こんにちは。
セルフリトリート®︎インストラクターの荒沢智子です。
私は、普段看護師の仕事をしており、看護師歴は23年になります。
現在は東京都内の整形外科・脊椎専門クリニックで外来、手術看護をしています。
今でこそ自分の価値観や大切にしたいことがわかっている私ですが、セルフリトリート®︎に出会う前の私は、自分の外側にばかり目を向け、また自分以外の他の人からどう見られるかばかりを気にしており、自分にとって本当に大事なことをわかっていませんでした。

保健師助産師看護師法という法律において、看護師の仕事は「療養上の世話または診療の補助を行う」と記されています。
そのためにまず必要なスキルが、患者さんの病気の状態(症状)、患者さんの話す内容、表情や態度を観察して客観的に情報収集することです。
したがって、自分以外の人を観察してアセスメントするのは割と得意な人がほとんど。
仕事の内容的には体力を使い、働き方によっては時間が不規則。
自分のケアができていなければ、体調を崩してしまうのは目に見えると思います。
そして、私もその通りに。
体調を崩したことにより、働き方を考えて変えてみましたが、それでも体の中では悪い方に変化しており、気づかないうちに積極的な治療をしなければならない状態になっていました。
そんな時に、セルフリトリート®︎を知りました。

セルフリトリート®︎の6つのメニューの中で、PHYSICAL(体)とMIND(思考)に徹底的に向き合い、生活習慣を見直し行動を変えていきました。
すると、最初に体の不調が改善され、自ずと心も穏やかに整っていきました。
自分の外側ばかりに目を向け、自分の内側に向き合っていなければ根本的には変わらない。
心と体が健やかな状態でないと、やりたいことも、やるべきことも思いっきりできない。
自分自身と向き合い少しずつ行動を変えたことで、まずは”自分を整える”ことの大切さを身をもって経験しました。

「リトリート」というワードは最近よく耳にするようになってきました。
日常を離れて、たまにはどこかに出掛けてゆっくり休養をすることは、リラックスやリフ
レッシュのためには必要な時間だと思います。
しかし、セルフリトリート®︎は自分次第で、いつでもどこでもできます。
日常に取り入れることで自分自身がどんどん整っていくので、イレギュラーなことが突発的に起こって揺らいでも、自分の軸に戻って来ることができ、柔軟性も培われて行くように思います。
ウェルビーイングという言葉も社会的に浸透してきていますが、一人一人のwell(良い)being(状態)を実現するためのプロセスとして、セルフリトリート®︎のメソッドはまさにぴったりだと思います。

最近、看護師の仕事の一つとして取り組んでいるクリニカルラダー(評価基準)作成項目の中に、看護師自身のウェルビーイングについて含まれていることを知りました。
世間的に常識になりつつあることも、情報更新されるのが遅れがちな業界だと思っていたため、公的にも組み込まれてきていることに嬉しく思いました。
セルフリトリート®︎によって、自分のことがよくわかるようになり心と体が健康的になったこと、本当に大切にしたいことを大切にできるようになったこと。
それが、私の変化です。
セルフリトリート®︎を日常に取り入れることで、well-beingな自分でいることができる。
やらなければならないことに日々追われている方、やりたいことが溢れて忙しい方には特にセルフリトリート®︎は必須だと思います。
家族、友人、仲間、同僚と身近な人から、さらによりたくさんの方にセルフリトリート®︎を伝えていきたいと思います。

最後までコラムをお読みいただきありがとうございます。
【執筆者】荒沢 智子
・セルフリトリート®︎インストラクター
・クリエイティブライフダイアリー®︎アドバイザー
・看護師
*2024.10/27(日)開催!「心も体も軽やかになるお茶会」
*パーソナルセッション
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