こんにちは。
セルフリトリート®インストラクターの、るみです。
私は、心理士として20年以上、乳幼児の育児や発達の相談、小学校・中学校・高校でのスクールカウンセラー、大学での学生相談、精神科病院でのカウンセリングなど、相談や支援の仕事をしてきました。現在は、小学校と中学校のスクールカウンセラー、自治体での育児や発達の相談支援、ママの悩みやストレスをケアする活動をしています。
相談や支援の場では、様々な悩みや心身の不調を抱える人たちのお話をお聴きします。ご本人にとっては、表面に現れている問題や不調を何とかしたいという思いで、辛く苦しい日々を送られています。
お話をお聴きする中で、「こんなに大変な状況になる前に、何とかできなかったのだろうか?」「生活の中で、ここを変えられたら状況もよくなりそうなのに…」と思うことが増え、日々のセルフケアと予防的な知識の重要性を感じるようになりました。
心理面、思考面だけでなく、その人丸ごと全体を整えていくことが、悩みや問題の解決につながり、健康で充実した人生につながる。
そのためには生活全体を整えていくことが大事!
20年前の私は、そんなふうに一人の人をトータルにサポートするような活動ができたらいいのに!と思いながらも、方法もわからず…
カウンセリングに来ない日にも自分で自分を整えられるように、少しずつ、ストレスマネジメントやマインドフルネスを取り入れていきました。
そんな中で出会ったのが、この『セルフリトリート®』です。
私が求めていたことは、まさにこれ!と感動したことを今でも覚えています。
自分でも取り組んでみて、その効果を実感!
それまでの私は、「気力」重視で体には多少の無理をさせても頑張る傾向があったのですが、そんな無理もだんだんきかなくなってきていて、疲労感が抜けず、休日はとにかく寝ていたい…
息子たちのことも、見ているようで見えてなく、聴いているようで聴けていないような状態でした。
セルフリトリート®には6つのMENUがありますが、私は最初に、それまで疎かにしてきた#PHYSICALを重点的に取り組みました。
体が変わると気持ちも行動も変わってきます。
いつも疲れていたのに、仕事を終えて帰宅しても、いい気分で夕食を作れたり、ちょこちょこ掃除ができたり。
少しずつ生活が変わることで、いい感じの連鎖になっていきました。
息子たちの話もじっくり聴けるし、家族で過ごす「今、このとき」に集中して過ごせるようになりました。
息子からも「変わったね!」「元気になったね!」と言われるように。
全てのMENUに取り組んだ後は、その時々で気になるMENUに取り組んだり、日常生活に取り入れたりしています。
特に#SPIRITのMENUが好きで、毎朝ヨガと瞑想を続けることで、イライラすることはほぼなくなり、「ありがたいなあ」と感謝することが増えました。
休日も、寝て過ごすか、リフレッシュするなら思い切ってディズニーランド&シーに二泊三日くらいするか、という極端な選択しかなかった私が、近所の公園や神社で自然を感じたり、カフェで手帳タイムしたり、美術館で静かに過ごしたり、ちょっと日常から離れて自分を穏やかに整える時間を楽しめるようになりました。
相談の仕事で出会う子どもたちは、家庭が落ち着かない状況になっていることも多く(家族がケンカしていたり、食事がインスタントやレトルトばかりになっていたり、家の中が散らかって汚れていたり、ママの機嫌が悪いと八つ当たりで怒られたり…)、それが子どもたちの不調につながっていることもあります。
かつての私のように、精一杯やっているけれど、余裕がなく、自分も辛くてどうしたらいいのかわからない…というママたちに、セルフリトリート®を伝えたい。
まず、ママが先に整って心地よく過ごしてほしい。
ママが整ってくると、家の中も整ってくる。
子どもたちは、それを感じ取って、整っていきます。
ママが安心して、心穏やかに子育てできるように。
セルフリトリート®を取り入れた子育てで、ママたちをサポートしていきたい。
そんな思いで、季節のリトリートや個別のセッションをしています。
セルフリトリート®のある暮らし、はじめませんか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【執筆者】るみ
・セルフリトリート®インストラクター
・クリエイティブライフダイアリー®アドバイザー
・臨床心理士・公認心理師
[セルフリトリート®&手帳]
[思春期・受験期ママをサポート] https://www.instagram.com/rumiii_mindful_counseling/
Comments